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このページは「林業新知識」2019年12月号からの抜粋です

 二ツ井宝の森林プロジェクトでは、集落の森林整備を進めながら、C材などを薪とすることで、道の駅や個人宅にエネルギーを供給しています。
 木の駅をきっかけにして、集落にエネルギー産業を興した取り組みのレポートです。 (編集部)
「先祖や先達たちが汗を流して育んでくれた貴重な財産を、次世代にしっかり残していきたい。」
さしあたり儲けは二の次になることは承知の上で、昔からの伝統のとおり「作業は共同で楽しく、収益がでたら公平に分ける」というルールを確認しました。
 薪の駅プロジェクトの仕組みは明快で、所有者といわばギブアンドテイクの関係で成り立っています。
個人有林を、1反歩1,000円の謝礼で借上げ、プロジェクト側は適切な間伐を行い、伐り出したスギ材は提供してもらって、それを薪にして販売するのです。
 「道の駅ではトイレ以外、施設内すべての給湯を薪ボイラーに頼っています。ガスボイラーも併設していますが、ガスだけの場合より燃料代は半分以下に節約できますね」と、支配人の安井清司さんは薪ボイラーにとても満足そう。
雇用創出にも一役買っていて、ボイラーマンも宝の森林プロジェクトの2人に任されました。